スパンモデルシグナル・転換と加速 〜マーフィー流トレード〜

スパンモデルの青色スパンと赤色スパンが交差する際に発生する「スパンモデルシグナル」。

青色スパンが赤色スパンの下にくれば「売りシグナル」、青色スパンが赤色スパンの上にくれば「買いシグナル」となるわけです。

ただし、このシグナル、単純に「売り」「買い」を示すものではないという点で最初はわかりにくいですよね。

この点について復習してみたいと思います。

以前の記事は下記を参考にしてください。

「スパンモデルシグナル」は「変化時間帯」を示す

「スパンモデルシグナル」が発生する時は「相場が変化する時間帯である」と理解すると良いでしょう。

では、「変化」とは…?

「転換」と「加速」の二通りがあり、

「転換」:逆向きの動き
「加速」:シグナル方向にトレンド

ということができます。

転換の動き

転換の動きは、上昇してきたものが下落に転じる、下落してきたものが上昇に転じる、というようにこれまでと逆の動き(逆行)になるということです。

加速の動き

一方、加速の動きは、上昇してきたものがさらに上昇していく、下落してきたものがさらに下落していく、というようにこれまでの流れがさらに加速して継続するということです。

実際のトレードにおける活用

「スパンモデルシグナル」が発生した時には一旦「転換」とみておくのが良いでしょう。

「転換」した際には動きとしてはこれまでの動きとは逆行になります。

どこまで逆行するのか?がポイントと思いますが、青色スパンまで戻されるケースが多いようです。

さらに赤色ゾーンまで深く戻される場合もありますので、一概には言えませんが、シグナル発生後、青色スパンまで戻るのを待って、試しに予定ポジションの1/3程度のエントリーを入れるのが良いと思います。

一般的にはこの戦略は「押し目買い」「戻り売り」という表現がされています。

ただし、一つだけ注意する必要がある場面があります。

スパンモデルシグナルが発生した際に終値がスーパーボリンジャーの±2σラインを超えている場合。

この時、相場は「加速」していると判断しますので、すぐにポジション形成をするのは危険です。

ですので、「転換」と判断するのは、スパンモデルシグナルが発生した際に終値がスーパーボリンジャーの±2σラインを超えていない場合となります。

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