たった1本のライン「遅行スパン」だけで相場を大まかに判断 〜マーフィー流トレード〜
- 2022/7/1
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- マーフィー流トレード, 遅行スパン
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マーフィー流基礎から学ぼうシリーズを見始めました。
おそらく一回見ただけではよく理解できないでしょう。
何度も見ることになるように思います。
最初に登場したのは「遅行スパン」というライン。
たった1本のラインだけで、大まかではあるが、現在の相場が、買いか、売りか、中立かを判断することができる。
遅行スパン

「遅行スパン」とは、ローソク足の終値を21本、もしくは26本分過去に移行させた点を結んだラインのことです。一目均衡表でも使用されていますね。
遅行スパンは自分の「影」
マーフィー氏は、この「遅行スパン」について次のように言われています。
ローソク足は自分の足跡。遅行スパンは自分の「影」。
これにより何がわかるのか。
- 基調トレンド方向(相場の優位性のある方向)がわかる
- 押し目買いや戻り売りのタイミングがわかる
- 大相場への変化のタイミングがわかる
- 時間のリズムがわかる (遅行スパンの同期性)
基調トレンド方向(相場の優位性のある方向)がわかる
遅行スパンがローソク足の上にあれば買い優勢、下にあれば売り優勢。
絡んで入ればレンジ相場。
押し目買いや戻り売りのタイミングがわかる
買い優勢で、遅行スパンがローソク足にぶつかりそう(遅行スパンが下がってきてローソク足に上からぶつかる)になった場合には、反発して上昇する場合も多い。
同様に売り優勢で、遅行スパンがローソク足にぶつかりそう(遅行スパンが上がってきてローソク足に下からぶつかる)になった場合には、反発して下降する場合も多い。
この場合、戻りを取りに行くのもありと言えそうです。
これは動画を見るとよくわかりますね。ぶつかりそうで落とされる例がありますね。
反発せずにローソク足とクロスして抜けた場合には基調トレンドが「転換」となる。
ということは、遅行スパンがローソク足に接近した場合には、「反転」するのか「継続」するのかを見極める必要があるということですね。
台風(遅行スパン)と太平洋高気圧(ローソク足)に例えて解説していたなぁ。
上記に掲載したチャートと、下記に掲載した参考にした記事をご覧いただくとこのことがよくわかると思います。
ひとりごと…
参考にした動画では21本分後ろに移行した遅行スパンについて解説されています。
しかしながら、一部の解説に使用しているチャートで表示されている遅行スパンが26本分後ろに移行した遅行スパンであったため、当初わかりにくかったです。
参考にした記事と動画
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